THE DECEMBERISTSがアルバム『THE KING IS DEAD』をキャリア最高の94,000枚売って、BILLBOARD 200のナンバーワン・アルバムを獲得した。当初は7万枚ほどの売れ行きが予想されていた。

もっとも売れたアルバムとしてはさほどの数字とは言えない。けれども、過去２週間のナンバーワン・アルバムが6万枚以下の売り上げだったことを思えば歓迎できる。

先週、CAKEの『SHOWROOM OF COMPASSION』は44,000枚のセールスでもっとも低い売れ行きのナンバーワン・アルバムの記録を破った。この記録はその前週にTAYLOR SWIFTが『SPEAK NOW』を52,000枚売って作ったものだった。

今週、CAKEのセールスは低迷し、1位から25位にダウン（15，000枚）。これは2006年12月にINCUBUSの『LIGHT GRENADES』が1位から第2週に37位に転落して以来最大の下げ幅。

THE DECEMBERISTSの前作、2009年の『THE HAZARDS OF LOVE』は19,000枚売れて14位に初登場、最高位を記録した。新作の第1週は、発売日には3.99ドルというAMAZON MP3のキャンペーンにも助けられた。第1週のデジタル・ダウンロードは全体の65パーセントを占めていた。

また、BILLBOARD 200の2位には『KIDZ BOP 19』が7万の売り上げで2007年以来シリーズ最高のチャート成績を獲得した。『KIDZ BOP 9』も2006年に2位を記録している。

3位は49,000枚の売り上げでSCRIPTの２NDアルバム『SCIENCE & FAITH』。彼らのセルフタイトルの前作は、2009年に9000枚の売り上げで最高位64位を記録している。

SOCIAL DISTORTIONの『HARD TIMES AND NURSERY RHYMES』が46,000枚の売り上げで４位、バンドにとって初のトップ10アルバムとなった。これは彼らのエピタフ・レコード移籍第一弾で、
2004年の『SEX, LOVE AND ROCK’N’ROLL』以来の作品となる。

また、T BONE BURNETTがプロデュースしたGREGG ALLMANの『LOW COUNTRY BLUES』も36,000のセールスで5位に入った。